そろそろ日付も変わろうか…といったくらいかな玄関（というほど立派ぢゃないけどさ）の方で、カサコソと音がする
ここの所、夜中〜朝方にチラシを投げ入れる業者（まぁ、バイトでしょうけど）がいるので、今夜もその類いかなって思っていたけど、一向に気配がなくならない
にゃもはなンかじっと玄関の方を見つめたまま
もちろん室内にいるから、玄関灯もつけていない
小さな部屋だからおいらが居る部屋からの明かりは漏れているし、隣の家の灯りもまだあるけど、やっぱりそこはちょっと奥まった入り口なので、やっぱり暗い
そのうちに、またドアの郵便受けをカチャカチャといぢっている音が
何事？と思っていたら、外の方から女性の声でなにやらよばわる声が…
それなりに大きめの声だと思ったけど、それは２階の住人への声かなぁ…と放っておいたら、今度はおいらの部屋のチャイムが「ピンポーン」と
ここに至って、にゃも達は大慌てで部屋の片隅にダッシュ
こんな夜中に、おいらを訪ねてくるようなヒトは万に一人もいないので
「なにを間違っているンだ…」とか思ってそのまま放置
ただ、気味が悪いので灯りを点けずに、ドアの覗き穴から見てみても誰もいない
なンだかなぁ…と思いながら、立ったついでにと、にゃものトイレ掃除をしていたら
カチャカチャという軽い音とともに、いきなりドアの郵便受けのところから…
マニキュアを塗った女性の指がにょきっと！
「何してるンだっ！」って声をかけたら、スッとひっこんでいったよ
その後しばらくは様子を見ていたけど、戻ってくる様子もなかったです
うーン、前に住んでいたヒトの友人ですかね
それともどこか違う部屋と間違えた？ そンなワケはないって
電話とかかければ、わかりそうなものでしょうが…なンだったンでしょうね
おいらはとても「恐がり」なので、もうこんなコトは無いように祈るのみです
部屋に居る時は（って、ほとんどズッとですが…）面倒なので、玄関に鍵をかけたりしないのですが、最近はにゃもがのびあがって、ドアノブを回そうとするンで、たまたまこの時はかかっていたのです
もし、かかっていなかったら、みも知らずのヒトが入ってきていたのでしょうか…それはそれでオソロシイですな…
面倒だけど、施錠するようにしようっと
小さな庭先をわたる風が日々秋めいてきました
